日本一頭が良いシンデレラたちの話
もちづきです。
今の専攻は日本語、高校のころ好きだった教科は地理、得意だった教科は政治・経済、苦手だった教科は世界史、4単位落とした教科は数学です。
東京大学でオタク棒を振ってきた話です。
この話のきっかけはことしの春、めでたく東大に入ったツレから「学祭があるから来ないか」と誘われたことでした。
「面白そう!行くわ!着いたらメールすっから!」
で何も調べずに東京大学本郷キャンパスのかの有名な赤門をくぐったのは5月のこと。五月祭です。
そこで出会ってしまったのです。
THE IDOLM@STERの文字に。
見るしかなくない?ないよね?
自分のところのシフトがあるツレと昼過ぎごろに別れ、わたしは安田講堂前に設置されたステージの前のほうにもぐりこんでその時を待ちました。
そして時間が押しに押して、夕暮れの中、五月祭の安田講堂ステージにはシンデレラたちと何やらどこかで見覚えのあるスーツ姿の男性が。
プロデューサーさん!!!!!!!!
ビビった。プロデューサーさん、完成度めちゃめちゃ高い。
そんなプロデューサーとアイドルたちはてきぱきと舞台を養生テープでバミっていき、それが完成するとステージは開演しました。
今回の話は五月祭がメインじゃないのであんまり詳しくは書かないですけど……あの……凄かったんですよ……頭の良さを極めるとこんなことになるんだな……って……()
テレビに出ているさわやか勝ち組〜〜って感じの東大生ではない。でも人生の楽しさで言ったら絶対こっちの東大生のほうが上だしわたしは確実に好きです。
東大には年に2回大学祭があるから、次のときに出てたら絶対オタク棒持っていこう。拳を振り上げスマホカメラをぶん回しながらわたしは固く心に誓いました。
そして、駒場祭が近付いてきたある日。五月祭以降フォローしていた405プロのTwitterがついに動きます。
が、そこには、「駒場祭公演で活動を休止します」の文字が。
学生がやってる企画だから仕方がないのです。五月祭のほかの団体でも「今回で卒業します」って言ってるパフォーマーのかたを見かけました。だけどどうしたって寂しい。1度しか見に行ってないのに。色々と考えがぐるぐるしましたが、
行きます≫RT
— もちづきプロミ2日目現地 (@sideMochidzuki) November 14, 2018
行く以外の選択肢はなかった。
11月23日、駒場祭1日目。都合がつけられたのはこの日だけでした。
いちょうステージでは多様な演目が行われていました。ひとつ前のステージから前列を張ってその時を待ちます。
来た!
養生テープを持ったアイドルとプロデューサーがバミリの作業をはじめます。
アイドルたちはもちろんだけどちらっと写ってるプロデューサーの再現度高くない?
観客側も準備がはじまります。セットリストと、有志PによるUOの配布が。
どこで折ろう……(ワクワク)ってなった。
さあ、これでステージは整いました。
開演です。
死ぬほど写真撮ったから見てください。全曲分あるはず。
途中の曲にはPも参加します。
スーツの似合う男を見かけると雛鳥の刷り込みのようについていってしまう。
仁奈ちゃん、動くたびにしっぽがゆらゆら揺れてめちゃめちゃ可愛かった。仁奈Pのきもちになるですよ!
難波Pなので大好きなサマカニ!!のコールができたのも楽しかった。
世直しギルティ、プロデューサーがセンターなの最高すぎた。
Trinity Fieldの神々しさ。
しかもまさかのフル。
からのOrange Sapphire。落差で風邪引くかと思った。
わたしはここでUO折りました。パッション!
ここすき
そして、ガールズ・イン・ザ・フロンティア。
この真ん中3人の並び、第3芸能課に肩入れしてるわたしには来るものがありました。
GOIN'!!!
冒頭のライティングめちゃめちゃ綺麗だった。
はけきらないうちから湧いたアンコールの声で、アイドルたちが踊ったのは「お願い!シンデレラ」。
普通のではなくアニメ版の演出を再現していてめちゃめちゃ感動した。
そしてバミリをはがすアイドルたち。
アイドルたちのいなくなったステージにプロデューサーがあらわれ、「アイマス最高!」コール。
アイマスももちろん最高なのだけれど、きょうここに立っていた東大生たちの「アイマス最高!」という気持ちが全力でぶつかってきたことが、このステージを最高にしていたんだと思います。
本当にありがとう、もっと早くに気付けばよかったと思わないこともないですが、最後のステージに間に合って本当によかったと思っています。
わたしは残念ながら参戦できないのですが、大千秋楽はあした16:05からとのこと。ひとりでも多くのプロデューサーさんに彼女たちの輝きを見届けてもらえますように。それでは。