オタク、再びの接近──あるいは崩壊しない顔を手に入れる長く短い闘いの話
もちづきです。
すっかり更新がおろそかになってしまいました。
推しに立ち向かうために足掻いた話です。
11/2(土)、渋谷での「文豪ノスタルジア」のお渡し会に行ってきました。
もともと10月だったところが最強クラスの台風の接近で延期になっての今回。延びたか〜クソ〜這ってでも行ったのに渋谷ならと思いましたが正直延びてよかった。中止になるほうが死だったしそもそも雨ヤバかったもんね。
あの日は神推しのアナウンサーが二子玉川の緊迫した様子や各地の河川の氾濫を伝えているところをオタク丸出しに見ていました*1。
さて。
以前のエントリにある推しとの接触がきっかけで、少しずつまともなメイクをやりはじめたわたしですが。
独学ながらひとしきりできるようになったここにきてまた来たぞ接近がよォ!という感じだったので、よりマシな姿で!と思い、1か月くらい前からいろいろとやっておりました。
最初よりか改善はかなりしてるんですけど、やっぱりまだやれることはあるかなと思ってましたし。
あと、いやね、わたし、スッゲーテカるの。もうスッゴイの。事務職で内勤なのに走った?みたいなテカり方をするの。尋常でない。なんとかしないとマズい。
ということでまずは、とりあえず、美容液マスクを定期的に。
驚安の殿堂を愛してやまないわたしですが今は悲しくて仕方がない。どうして、どうしてルルルンプラスを扱わなくなってしまったの……まさか販売終わってしまったのかと思ったけどルルルンからそんなこと一言もないのに……
ワンナイトレスキューよりこっちのほうが性に合ってた。というか液が多いんですよ、ワンナイトレスキュー。
つづいてポイントケアとしてくちびるを気にしていきます。
前々から荒れたときのお助けとして使っていた無印のリップエッセンスに加えてハイドロゲルのリップパック、さらに後からシュガースクラブも投入しました。
リップパックとシュガースクラブ。シュガースクラブすごいチュルンチュルンになる。そしてものすごい甘い。口から発せられる""気配""が甘い。
さらに日頃のケアを見直していきます。Tゾーンどころか全顔テカる満場一致の脂性肌なので化粧水はシャバシャバ系、乳液もフタ役にほんのちょっとだったのですが、どうにも化粧水がしみこまないうちに乳液を使っていて、さらに乳液も少なすぎたようです。10円玉くらいは使わないとダメなんだな(当たり前といえば当たり前なのである)。
さて。まだテカる。
というかテカりに関しては、乳液増やしてちょっとマシになったけどまだそこまでの改善がない。
やはり手にするしかないのか……3k円の化粧下地……
すごいもので調べれば調べるほど美容オタクたちのブログが出てくる……とはいえやっぱり正直高いし現場でしか使わなさそうなので、とりあえずお試しサイズを購入しました。でもそれでも1kだぜ?プリマ半端ないって……
決戦の土曜日を目前に控えた水曜日からの3連勤で、化粧の試行錯誤がはじまりました。
ちなみにわたし普段はノーファンデです。プチプラで身の回りを固めてるのでベースはウユクリームを塗って、イニスフリーのノーセバムを鼻にぶちまけた上でフェイスパウダーをはたいています。ノーセバムも効果てきめんではないのですがやらないよりはよいのでぶちまけている感じ。
水曜日はとりあえずこれらの前にプリマを突っ込みました。
仕事が終わってみると、いつもとなんら変わらずテカっている。これはわたしの鼻が強いのかプリマが弱いのか……いや乳液の例もあるしわたしが悪いのかもしれない。
そう思ったわたしは木曜日、思いきった量の下地を突っ込みました。
家から職場まで所要1時間、いつもならついた時点でテカるのですが、ついて鏡を見たらテカってない!やった!こいつは勝つる!
……と思ったのですが、3時間くらい経って休憩がてら鏡を見たら──ダメだ、ツヤとは言い張りきれない光の反射──……
今回の接近だったらこれで耐え切れるかもしれない、ただまだやれることがあるのでは……と帰路についたわたしは賭けに出ます。
投げ売りされていたオイルコントロールスプレーを購入。これでダメなら今回はあきらめて直前に直す方向性でいくしかありません。ちなみに購入したのは驚安の殿堂でした。やっぱりさすがは驚安の殿堂である。
っていうか買う直前に気づいたけど男性用なんですよねこれ……いや、逆に男性の脂性肌がこれでどうにかなるならわたしの顔もなんとかなるかもしれないじゃないですか……
そして運命の金曜日。下地の前にさらにオイルコントロールスプレーを仕込みます。手間爆増してるけどもはや致し方ない。
出勤直後……は昨日と同じく問題なし。数時間後、休憩で鏡を見ると……なかった反射が。いや、でもこれならまだツヤとも言える……これはツヤって言い張れるのでは……?
前日にして光明が見えました。人は変われる。カワイイはつくれる。テカりもツヤになる。そう言い張れる。
そんなところに数日の思考リソースを割きまくっていたためか、当日思いのほか時間があったのに話すことがなんにも思いつかない事態に。
ここからはレポ風味。
駒田さん「緊張してる?」
わたし「緊張してます!!」
出てきたわたし「あのとき本当に緊張してたのか?」
その後スタバでおやつを食べる前に写真を撮るつもりだったのに全部飲み食いしてたことに気付いたわたし「侵食されている……動揺に……」
動揺……しましたね……でかくて声が通る綺麗な人がおったもんね……
伊東さん「延期したのに来てくださってありがとうございます」
わたし「アッ…アリガトウゴザイマス…(謎のお礼)」
伊東さん「(ご自分の鎖骨のあたりをなぞり)これ ありがとうございます」
コラボのネックレスしてたわたし「ハワ……」
茫然自失になった……
黒いタートルネックで鎖骨なぞられるのなんかこう……あの……破壊力を理解してください……コラボのネックレスは一生大切にします。
ふたりとも自販機か?みたいな大きさしてましたけど(例えが悪い)ファンサのおにというかめっちゃこっち思いっきり見ててヒィ……顔がいい……ってなった。
あれでしゃべれる人マジでリスペクトなんですけど何聞いたらいいんですかああいうの。何もわからない。
とりあえず来年また同じ時期に接近があったら、今度こそ誕生日に言及したいと思います。トロントの作家さんの描いたぐうオシャンなカード送って満足するのではだめなのですな。それでは。
*1:視聴者に出来る限り伝えようとホワイトボードに河川の情報を書いたものを放送開始時点で用意していまして、オタクはそのホスピタリティと美しい手描きの地図と字に無事瀕死となりました。不謹慎は覚悟ですが自宅が高台で落ち着いて観られてほんとよかったなって思う