おちつけやお嬢さん

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ご用意される(鋼の精神力)

メッチャ=マイナー=オタクがインタビューを受けさせてもらって推しのなんたるかを再認識した話 #オシゴトガタリ

もちづきです。

とあるNHKアナの顔が好みなことに最近気づいたのですが、彼の顔写真を以前より推しと公言している2人のものと並べてみたところ同じ顔が3つありました。震えました。

 

自ジャンルミリしらの人に推し語りを聞いてもらった話です。

 

こちら……

amanatsu0312.hateblo.jp

河野夏橙/甘夏さん(@DaidaiKawano)の運営されているブログ「柑橘パッショナート」での企画「オシゴトガタリ」の回答者にこっそり立候補しておりました。

どういう企画かと申しますと、(上記の記事より引用)

「あなたの推しを教えてください!」とひたすら推しの概要、好きなところ、ここがポイント!ここみて!というところ、推しを好きになったきっかけなとなど、をお聞かせいただき、プラス私が質問していくタイプのインタビュー企画。ざっくりいうとマツコの知らない世界クマグスみたいなかんじ。

 (引用終了)とのこと。

ジャンルもなんでもよしとのことで、過去24回のエントリを読むとたしかになんというか、良い意味でなんでもアリのやつな感がすごくします。とてもいい。オタクのガラパゴス。オタクの数だけ存在する推しの概念がいっぱい並んでる。

calmdownbaby.hatenablog.com

去年アドベントカレンダーの最終日を初手で奪い去って2週間もかけて怪文書を書いてしまった*1マイナーオタクのわたしもここに並べてもらえんものだろうか……

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と思い、当社比150%の丁寧丁寧丁寧なDM(これの推敲だけで40分ぐらいかかっている)(アホ)を夜中に送ったところ、

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朝起きてDMを見たわたし(ろくすっぽ頭が回っていない)「救済……?

 

アナウンサーから萌えを得ることに関して周囲の理解が薄いんですよね……*2誰かに落とされたわけでもないから近くに同類もいないし。

わたしが力説した結果色良い反応をくれたオタクはいたけど、みんな「教えてもらったラジオクッソ面白いわww」的な反応であり*3、放送を見てウワ可愛い最高死んだ(オタクすぐ死ぬ)になるオタクは未だ観測できずじまいであり……

 

あとはわたしからのDMにもありますが、お互いのこともぜんぜん知らないみたいな人にいきなりディープな話をガンガンしたらどうなるんだろうという好奇心がありました。

わたしは、自分のツイッターのフォロワーさんやマストドンの同じインスタンスの住民との共通でないところの趣味はみんななんとなく把握してるし、たぶん向こうも前々からわたしにこの妙ちきりんな趣味があることはうっすら知っていたとは思うのですが。そんなフォロワーさんetcが相手でもあんまりしない話を初対面に近い人にしたらどうなるのかがちょっと気になったわけです。

 

わたしがしゃべった内容の詳細は甘夏さんがエントリの中でまとめてくださってるのでそちらを読んでいただくとして。

さっき貼ったわたしの怪文書にもありますが今回語った推しはいっぱしのサラリーマン、勤続何年目?23年目だったかな?みたいなアナウンサーなのですが。

(以下やりとりは要約です)

 

わたし『推しは局アナの……(推しの経歴をざっくり話す)』

甘夏さん『今も局にいらっしゃるんですか?フリーかと思ってました…!』

わたし「マジ?まあでも世間の認識はそういうもんだよな……長いもんな……」

 

甘夏さん『もちづきさんから見て推しさんはどんな方ですか?』

わたし「どんな?うーんと『人畜無害なふりして腹黒、そのくせ変なところでビビりな人……でしょうか』これでよし」

甘夏さん『腹黒!ぜんぜんイメージなかったです』

他意なく推しに失礼なわたし「暗黒面まだバレてなかったの!?

 

推しの暗黒面がバレてないことを純粋に驚くなよ(存在するツッコミ)

 

暗黒面もそうなのですが、他にも「そうなんですか!?知らなかったです」と言われる事柄が多々ありまして。もちろん「まあこれは番組ガッツリチェックしてないと知らんだろうなあ」という事柄もありましたけど、オタクが基礎的に知ってるからって外野が知ってるとは限らない(むしろ外野は知らない)という、当然のことなのに忘れかけていたことを思い出す機会になりました。

推しの知名度そのものは高いから麻痺してた。あれこれ知ってるのはオタクしかいないんだよ……っていうかあれこれ知ってる奴がオタクなんだよ……

 

また、詳細は甘夏さんのエントリをお読みいただくとして(2回目)、インタビュー全体を通してほかに甘夏さんから返ってきたのが「えっすごい!すごいですね!」「どういうことなの????」「そのハイスペック……2次元では?(これすき)」という反応であったことが新鮮でした。さっきの忘れかけてたことを思い出したのと少し重なるかと思うんですけど。あれこれ知ってるのがオタクではあるけど、オタクの目線から見える部分だけが必ずしもすべてではないんだなあと。

毎日歩いてる大通りのことはわかるけどその一本脇に入った路地のことは知らないというか。でもそこに初めて来た人にとっては知らないという点において大通りも脇道も同じで、こっちの道に入っても行けるんじゃないですか?と逆に教わっちゃったみたいな。

 

あとはわたし自身に関して、いつから/どうして推しを推したのか、みたいなところが、他者がいてのアウトプットによってかなりハッキリしたなと思いました。

わたしのアナウンサーオタクは雛鳥の刷り込みみたいだと思ってたんですけど、やっぱりそこにはちゃんと理由があるんだよなあ……なんで今までうまく出てこなかったんだろう……

 

そんなわけで楽しく話を聞いていただき、まとめていただき、本公開前に下書きも送っていただきまして。

 

甘夏さん『もちづきさんが最長になりました…(笑)

 

わたし「なんて?」

わたし「いやまあでもバックナンバー読んだ限りだと毎回そこそこ長文だし……(いただいた下書きを開く)」

わたし「長くて草

 

長くて草。全文掲載じゃなくてこんなスクロールバー短いことあるか?あるのか。ありました。

amanatsu0312.hateblo.jp

そんなオシゴトガタリ第25回。わたしの業とか、推しの変態性とか、色々受け止めていただきました。よろしくお願いいたします。それでは。

*1:何度読み直してもこのオタクの怪文書やばいんだけど何これ……何……?怖い……

*2:スーツが好きすぎるあまりスーツ屋のバイトをみつけてきた友人に「アナウンサーを推すと推しのスーツがたくさん見られるぞ」と言ったら「最高か?」という返事を得たことはある。わかるぞ。スーツ最高。

*3:まあ実際面白エピソードばっかり投げた自覚はあるし面白いわと言われること自体はちゃんと狙ったので布教成功っちゃ成功ではあるんですよ。あるけどね……よくばりなオタクなので……