おちつけやお嬢さん

おちつけやお嬢さん

ご用意される(鋼の精神力)

結論ムンナイとセムンナイが大好きという話

もちづきです。

アイドルマスター関連で最初に買った楽曲は「Study Equal Magic!」です。

 

ドラマチックスターズの話をします。

ドラスタ、担当じゃないのですが好きです。とはいえファンかと問われるとそれもニュアンスがちょっと違うような、あくまでプロデューサーに向けている面が好きかなあと思います。なのでわたしが常々思っているのが「ドラスタPの隣のデスクで仕事するセムPになりたい」です。

たまこやのお弁当をつつきながらこないだ泊まりがけのロケでうちの上ふたりま〜た喧嘩してさあ…からはじまるオカンみたいなドラスタPの愚痴をきいたりPとの打ち合わせで事務所へ来た3人におみやのおすそ分けしてあっ気ぃ使わせたなってなってる上ふたりをよそに翼から「えっ、いいんですか?うわーい、ありがとうございます!」とか言われたりしたいです。指定が細かい。

 

そんな(どんな?)ドラマチックスターズですが、勝手に担当ユニットであるS.E.Mとの共通点みたいなものを感じていたり、勝手にしんどいと思ってる点があったりするので、そんなところを書いていこうかなあと思います。だから正確にはドラスタとセムの話です。

 

しんどいポイント。出身地。

 

どなたかが言っていたら申し訳ないのですが、3人の出身地、偶然とはとても思えないのです。

天道 輝:福島

桜庭 薫:京都

柏木 翼:新潟

ですよね。この3つの府県、平成に入ってからアイドルマスターSideMがサービスインするまでのあいだに大きな地震の被害を受けた土地、という共通点があります。2011年の東日本大震災、1995年の阪神・淡路大震災、2007年の新潟県中越沖地震。SideMのサービスインは2014年です。

ゴリゴリに寄せるならせんせぇは神戸だろとか道夫がいるだろなどという声も聞こえる気はしますが、蒼の系譜を引くうえで京都出身という言葉の持つ雰囲気のそれっぽさはめちゃめちゃ強いからしかたないね。それに京都はもともと強い地震の多い土地ではあるようですよ。

 

共通点を感じるポイント。兼、違いがでてくるところ。あとしんどいところ。年齢順とユニット内でのポジション。

 

これは正直シンメやってほしいんだよな……

まず、天道輝と硲道夫。

ユニットリーダーかつ最年長、さらにパラメータがDa寄りで、あと一番わかりやすく熱い。最年長がDa寄りなのほんとに意味わからん(好き)。硲先生は誰が言ったか青いフィジカルだから実質フィジカルデュオとも言える。

あと、たぶんこのふたりはそろってお酒が弱い。

デレマスだったらPaに振り分けられてPから「Cuだろ」って言われてると思う。いやみんなCuだけど!!!!!!!!

 

次に、桜庭薫と山下次郎。

インテリ、理系、年齢的に2番手、パラメータがVo寄り。金目当てにアイドルになった。蒼の系譜を継ぐ者。

桜庭せんせぇは言わずもがなだけど、次郎だってテキスト読んでたらしんどさで爆発するよ……

ふたりともどこかで大切なものを失っている。大切なものを失った原因になった災禍を根絶するために金が欲しい実はアクティヴな蒼が桜庭せんせぇで、これ以上失うことが怖いから即物的なものにすがるパッシヴな蒼が次郎。蒼のカラーコードが違う。

でアイドル活動を経てふたりとも金だけじゃない輝きをつかんでいくんだから本当にしんどい。しんどくない?しんどい……

 

最後は柏木翼と舞田類。

メンタル、ユニット内最年少、パラメータはVi寄り。上ふたりにたくさんかわいがられる末っ子系。きっとお料理は作るより食べる派。いっぱい食べる君が好き的なCMもらいそう。

末っ子系だけど、いや、末っ子系だからこそなのか、上ふたりの異変にすぐ気付いて、「自分は気付いている」というサインをよく出している気がする。で、上ふたりから(どこまで俺/僕/私のことを知っているのだろう……)と思われるまでがセット。

 

お気付きかもわかりませんが、もちづきは腐っています。それぞれ上ふたりのCPが好きです。

すまんな。こればかりは性根だからどうしようもないんじゃ。

 

で、ユニット内のそれぞれのポジションを考えます。ここはドラスタとセムで違いがちょっと出てくるところな気がする。

ドラスタは、事務所で初めて出会った3人で結成されるユニットです。全員に何かしらの挫折があって、315プロダクションへたどりつきます。

作品の流れとST@RTING LINEのジャケなどの並びから考えて基本的なセンターは輝なのでしょう。明るくて元気、最年長でリーダーの輝はよくアクセルを踏み、薫が頻繁にブレーキをかけ、翼はふたりの急発進・急減速をおさえるクッションやクラッチ役に回る。それがドラマチックスターズの関係性の第一印象だし、315世界の視聴者たちも最初そんな感じで捉えたのではないかなあと思います。

おそらく違うのです。初期やアニメ時空は特にそうかと思いますが、アクセルを踏みがちなのはむしろ薫のほうなんじゃないかと思います。人に意見を伝えることがうまくできない。クラッチペダルの操作がヘタクソでエンスト起こすタイプ。

同じような例えでいくと、輝は一気にアクセルを踏むきらいはあるものの、運転は非常にスムーズです。停止線の前ぴったりに車を止めることができます。あと法定速度を破らない。でもそのせいで、後ろの車に煙たがられることもあったことでしょう。

翼もとても安全運転なのだけれど、彼にはどうしても走るのが苦手な道があって、そこが通れれば近道なのに、という印象(かなり初期の段階でアニエムを観たからかもしれない)。カーナビ見るとなんかおかしいルート通ってるみたいな。かわりに輝と薫の知らない抜け道は知っていそう。

薫がやたら踏み込むアクセルを輝が止めて、輝がいちいち信号につかまらないように翼が抜け道をナビして、翼の苦手な雷雨の日の夜道を薫がアクセル全開にぶっぱなす。そうやって3人で走り続けていくのがドラマチックスターズだと思います。

プラス、輝は行き先を話し合うとき議長になったり、途中サービスエリアに寄ったら食券を3人分買ったり、宿に泊まるときは自分の名前で記帳したりと、ご一行の便宜上の名義になるでしょう。リーダー兼センターである輝の役割です。

輝はユニットを引っ張ることを実はあまりしていないんじゃないかという印象があります。それでも常に薫と翼の前を歩いてはいて、ときどき振り返ってはほら行こうぜ!って手を差し伸べるから、引っ張っているように見えるんだと思います。

 

比較として担当のS.E.Mを出してみます。

ST@RTING LINEを見るにセンターは類、その両隣に次郎と道夫がいます。SLのジャケット好きなんですよねえ……いやドラスタのも好きだけど……

車の例えをこっちでも使うとすれば、類は運転はしなさそうです。誰かが向かおうとしてる方向に面白いものを見つけることと、俺もそっち行きたい!乗せて!っておねだりするのが上手だから、本人が運転することはない。で、自分の意見もちゃんとあって、どこ行くか決めてないんだよね、と言われたら、じゃあ俺あそこがいいな!と返すこともできる。

この車の運転はたぶん次郎ちゃん。ギャンブル好きだけど、運転は慎重というか丁寧そう。料理できたりするし、なにげない所作に頭の良さというか育ちの良さというかが出る印象。

で、S.E.Mという車のオーナーは硲先生。運転もできる、というか最初のうちは運転やってたと思う。けど、あるとき「はざまさんにばっかり運転やらせても悪いですからねえ」って言って以来山下くんが代わってくれるようになったから、お礼のかわりに口には出さないけど毎度立ち寄ったサービスエリアで食事をおごってあげることにしている、そんな感じがする。

舞田くんが「Heyミスターたち、今度の休みだけど、ここへ行くのはどうだい?」ってる○ぶ片手に言い出して、「ふむ、興味深い」と乗った硲先生がプランを考えて宿の予約とかも全部済ませて、当日「さて、行くぞ」って振り返ったら次郎ちゃんが車を出してきてて運転席から「あいよー」と手を振っている。

センターでユニットを華やげる舞田くんと、発起人兼リーダーとしてユニットを引っ張る硲先生、そういう肩書きはないけど自分が2人から絶大な信頼があるのを知っていて「俺もやらないとね」なんて言いつつユニットを支える次郎ちゃんという構成、ドラスタは三すくみみたいなところがあるのと比べるとだいぶ違う感じがしますな。

 

ときにもちづきさん、車の例えの論点ぶれてない?

一歩でも引いたら負けるだけってワケミニちゃんが言ってたから引かないよ?(POKER FAITHおばけ)それでは。